Auto hide next up card for Amazon Prime Video v2.4.6 リリース

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Amazon Prime VideoのNext up等の邪魔な要素を非表示にする「Auto hide next up card for Amazon Prime Video v2.4.6」をリリースしました。

この記事はv2.4.6における変更点について書いています。「Auto hide next up card for Amazon Prime Video」の概要については以下の記事をご確認ください。

v2.4.5からの変更点

  • Next upの出現と同時に画面が暗くなるのを防ぐ機能の修正
    • 要素の監視とクラスのトグルを行う代わりに、ページにCSSを追加するように変更
    • v2.4.4/v2.4.5で「Next up出現以降」というテキストになっていたのを「Next upの出現と同時に」に修正

つい最近、Next upの出現と同時に画面が暗くなるという挙動が追加されました。通常、画面が暗くなるのはカーソルの移動によって発生し、数秒の放置(無操作)で解除されます。しかし今回の挙動が発生した場合、数秒の放置でも解除されないという仕様になっているようです。

v2.4.4/v2.4.5では通常時の挙動に倣って要素の監視を行いクラス名のトグルを行うことで対処しましが、どうやら要素の監視のタイミング的な問題でチラつく場合があったようです。監視を追加して解決できるかもしれない感じでしたがコード量が増えそうだったので、v2.4.6ではクラスのトグルを行うのではなく単にページに対してのCSSの追加だけで対処するようにしてみました。カーソル用の要素と暗くなる要素はどちらも分かりやすい名前のクラスが付いていないので、CSSだけ見るとぱっと見では何をやりたいのかよく分からないのとプライムビデオ側の仕様変更の影響を受けやすい感じなのが残念ですが、問題となる挙動への対処策としてはJSで通常時の挙動に倣うよりもこちらの方がシンプルだと思います。(該当のCSSはこちら

v2.4.4/v2.4.5では追加した機能のテキストが「Next up出現以降」となっていましたが、正しくは「Next upの出現と同時に」なので修正しました。合わせて、「(自動再生が無効の場合)」となっていたのを「(非表示ボタンが無い場合のみ)」に修正しました。Next upに連動して画面が暗くなる挙動は自動再生がオンの場合でも発生はするのですが、非表示ボタンが表示されている場合は非表示ボタンの自動クリックで暗くなる挙動が通常時の挙動に戻るようです。自動再生がオンの場合、EDに入った直後のNext upとは別に動画終了数秒前にもNext upが表示され、そちらについては非表示ボタンが表示されないようです。

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藤乃音りょう