Auto hide next up card for Amazon Prime Video v2.15.0 リリース
Amazon Prime VideoのNext up等の邪魔な要素を非表示にする「Auto hide next up card for Amazon Prime Video v2.15.0」をリリースしました。
変更点
- Reactions(好き/好きではない)を無効にする機能を追加
- タイトルを非表示にする機能を追加
- エピソード名を非表示にする機能を追加
- 右上の各種ボタンを非表示にする機能を追加
- シークバーを非表示にする機能を追加
- 再生時間表示を非表示にする機能を追加
- 中央のボタンを非表示にする機能を追加
- 次のエピソードボタンを非表示にする機能を追加
- 「イントロスキップボタンの非表示機能を調整する」オプションを追加
- 「動画の解像度を表示する機能を調整する」オプションを追加
- 動画プレイヤー上でオプションボタンが削除された場合に再生成するように
- コードの微調整など
Reactionsを無効にする機能は、ChromeウェブストアのページのサポートハブにてReactionsが消えないという報告が(おそらく)国外からあり、実装することにしました。日本のユーザーからはそのような報告はなく、私の環境でも確認できていないため、DOMを対象とした既存の非表示機能の修正は出来ず、通信の監視・改変の機能の1つとして実装しました。これにより、AmazonがReactionsの構造を変更しても通信側が変更されなければ無効にできるはずです。
タイトルなどの非表示については以前から何度か要望が来ていたため、今回実装することにしました。プライムビデオはマウスやキーボードを操作しなければオーバーレイは表示されませんが、そのような要望が来るということはおそらくは「ディスプレイの配置だとかマウス/タッチパッド/タッチパネルなどの環境的な都合があって度々意図せずオーバーレイが表示されるのがウザい」といった人がいるのかなと。
タイトル、エピソード名、右上の各種ボタン、シークバー、再生時間表示、中央のボタン、次のエピソードボタンの非表示では、Ctrl/Shiftキーを押しながらマウスを操作することで一時的に表示状態になります。これは、私としてはそれらの要素は非表示にするとしても完全には非表示にすべきではないと判断したためです。なお右上の各種ボタンについては透明にするだけなので、非表示状態でもクリックが可能です。Ctrl/Shiftキーについては、v2.15.0時点では変更できるようにはしていません。気が向いたらユーザーが任意のキーを割り当てられるようにしたいとは思っています。
イントロスキップボタンについては、これまでは完全な非表示か、オーバーレイが有効な時にのみ表示の2択でした。タイトルなどの今回非表示にできるようにした要素を全て非表示にしてみると、「オーバーレイ表示が有効な時はイントロスキップボタンを表示する」が有効になっている時はイントロスキップボタンが悪目立ちしていたので、いっそのことイントロスキップボタンも「Ctrl/Shiftキーを押しながらマウスを操作することで一時的に表示状態に」という挙動にすべきではないかと判断し、そのためのオプションを実装しました。
「動画の解像度を表示する機能を調整する」を実装したのも同じような理由です。そちらは「強制的に最高画質で再生する」と「左下に動画の解像度を表示する」を有効にしている場合にのみ機能します。
「動画プレイヤー上でオプションボタンが削除された場合に再生成するように」については、発生条件は不明ですが動画プレイヤー右上に配置しているAuto hide next up cardのオプションボタンが消えることが極々稀にあり、その対処として消えたら再生成する処理を追加しました。おそらくプライムビデオ側が何かしらの条件で右上の各種ボタンを再生成しているのだと思うのですが…。私が把握している限りでは極々稀にしか発生しないので今のところはこれ以上の調査はしないつもりです。





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