Auto hide next up card for Amazon Prime Video v2.14.0 リリース
Amazon Prime VideoのNext up等の邪魔な要素を非表示にする「Auto hide next up card for Amazon Prime Video v2.14.0」をリリースしました。
変更点
- 「あなたにおすすめの商品」を非表示にする機能を追加
- 通信を改変して「あなたにおすすめの商品」を無効化する機能を追加
- 暗くなるのを防ぐ機能と文字の縁取りで「あなたにおすすめの商品」の要素をサポート
- 文字の縁取りでNext upとReactionsの要素をサポート
- 「動画終了時にサジェストされたコンテンツに遷移するのを防ぐ」機能のコードをコメントアウト
5月22日頃からプライムビデオにて「あなたにおすすめの商品」というものが表示されるようになりました。「次のシーズン/エピソードが無いコンテンツ」という条件でNext upの代わりに表示されます。今まではその条件で「サジェストされたコンテンツのNext up」が表示されていました。

この表示は内部的にはNext upの仕様が変更/拡張されたものです。「次のシーズン/エピソードがあるコンテンツ」の場合はNext upの表示と自動再生のために次のエピソードの情報が取得されますが、「次のシーズン/エピソードが無いコンテンツ」ではNext up関連のデータの中のisMultiTitleExperienceというフラグが有効になり、おすすめの商品のリストが取得されます。おすすめの商品のリストが取得された場合、自動再生はされなくなります。
追記 2025/05/30
「あなたにおすすめの商品」にも自動再生の機能が実装されたようです。自動再生が有効かつ「あなたにおすすめの商品」が開かれている場合に、5秒後に一番左のコンテンツに遷移するようです。左下に出現するStop Autoplayボタンを押すと自動再生はキャンセルできるようです。v2.14.0はたまたまStop Autoplayボタンが取得・自動クリックされる実装になっていたようで、基本的には自動再生をキャンセルできているようですが、稀にキャンセルに失敗することもあるようです。これは次回のリリースで修正します。
「動画終了時にサジェストされたコンテンツに遷移するのを防ぐ」機能が役目を終えたように思うため、削除する前段階としてコードをコメントアウトしました。現在はダイアログには表示されず、実行もされません。しばらく様子を見て、問題無さそうなら関連するコードを削除するつもりです。
おすすめの商品の非表示は、CSSでの非表示とHideボタンの自動クリックによって実現しています。また、Hideボタンの自動クリック時、Next upの非表示機能のオプションとして実装している「非表示ボタンの自動クリック時に5秒間オーバーレイ表示を無効にする」が実行されます。おすすめの商品の非表示はデフォルトで有効にしています。なおおすすめの商品は要素の構造的にはライブ配信のカルーセルと共通仕様のようです。v2.14.0時点ではライブ配信の場合には非表示の対象にはしていません。
イントロスキップボタンやNext upと同様に、おすすめの商品についても完全な非表示とは別にオーバーレイ表示が有効な時には表示するオプションも実装しています。こちらはデフォルトでは無効にしています。
通信を改変しておすすめの商品を無効化する機能も実装しました。先述のisMultiTitleExperienceというフラグを強制的にfalseにすることで、おすすめの商品は無効化されます。ちなみにおすすめの商品は内部的にはNext upなので「Next upのタイムコードを除去する」を有効にすることでも無効化が可能です。
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