REALFORCE R2TLS-US3-BKにキースペーサー&Cherry MX互換キーキャップ

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前回前々回とREALFORCE R2TLS-US3-BKにCherry MX互換キーキャップを付けてみたわけですが、前々回に使用したCSAプロファイルのキーキャップ使用時の不満点をカバーするために、東プレが出している英語配列用キースペーサー(M0901U)を購入して使用してみました。

前回の記事で書きましたが、前々回紹介したCSAプロファイルのキーキャップからXVXのロープロファイルのキーキャップに変えた理由は一部キーが鉄板に当たってしまい音が気になるというものでした。これを解決しない限りキーキャップの選択肢の幅が一気に狭くなってしまうため、なんとか解決したいという状況でした。そこで英語配列用のキースペーサーを購入してみた次第です。英語配列用のキースペーサーは本来GX1向けではありますが、R3/R3S/R2でも使用可能な物として販売されています。

R2TLS-US3-BKはAPC非対応モデルなので使用したかったCSAプロファイルのキーキャップとキースペーサーを合わせても大丈夫なのかどうかが不安でしたが、2mmの方は特に問題なく使用出来ています。ただF1~F12等に対応したキースペーサーは販売されていないので、そこは自作する必要があります。2mmのキースペーサーをもう1つ入手して使用したい場所に合うようにカットというのも考えましたが、それよりも2mm厚のEVAフォームを用意してカットする方が安上がりだったのでそうしました。この辺りは以下の記事が参考になりました。私はパソ活ラボさんがやっているような形状にカットしました。

使用したEVAフォームはヤフオクで購入したメーカー不詳の物なので商品ページのリンク等は出せないのですが、実際にキーボードにセットして使ってみた感想としては、公式のキースペーサーもEVAフォームも静音効果はほぼ同じでしたが、打鍵感は結構違うように感じます。
公式のキースペーサーはふわふわのかなり柔らかい層がメインで、そこにツルツルの薄いシートを張り合わせたような、2層構造になっています。対してEVAフォームは特別柔らかくはない普通のスポンジのシートという感じです。
打鍵感としては、自分の場合は公式のキースペーサーの方が好みでした。APC対応のキーボードならAPCの設定をして軽く浅くのタッチにすれば気にならないと思うのですが、そうでない場合底打ちするくらいの強さで打鍵することになると思います。この時、公式のキースペーサーの場合はかなり柔らかいのであまり抵抗を感じることなく沈み込みます。そのためなのか、公式の2mmのキースペーサーの場合は打鍵感への影響はあるにはありますが自分はあまり気になりませんでした。(いくら柔らかくても3mmの方は打鍵感にかなり影響が出てきます。)
ところがEVAフォームの場合は打鍵時にスポンジに当たってそこで止まってる感が強いです。どこかカスカスとした感覚があります。まあキースペーサーを採用した理由が鉄板に当たることへの対策なので大きな不満は無いのですが…。

これで鉄板に当たる音を気にすることなくロープロファイル以外のキーキャップも採用できるようになったので、しばらくはこの状態のままで使おうかと思います。

藤乃音りょう